2009年 12月 02日
花壇の寄植 |
昨日、今日と風も無く穏やかに良く晴れて、暖かな師走の始まりとなりました。2階のベランダから見える崖沿いの林から、鳥の声がにぎやかに聞こえます。鳥が飛び立つ度に、欅の葉が散って、光りの中で降る通り雨のように、キラキラと金色に輝いています。この所、雑用ばかりで、庭掃除も出来ず、落ち葉も溜まったまま地面にへばりついています。門からのアプローチ沿いの花壇は、冬の間、全く陽が当たらなくなってしまうので、毎年、沢山のパンジーを地植えにしても、3月迄はほとんど花を見ることができません。そこで今年は大きめの寄植を3つ作って、その隙間に小さな鉢植えを置いて見る事にしました。陽が当たる場所に順番に移動させていけば、花も見られて、それほど寂しくはならないでしょう。動かせない大きな寄植は、暖かくなるまで、じっと我慢です。冬の間は気温が低いので、成長も抑えられているせいか、あまり徒長する事もなく、春にはいっぱいの花を咲かせてくれます。球根を仕込んだところが、空いたままになって味気ないから、何か考えなくてはなりません。 ●自作の素焼き鉢に入ったヒューケラ・パレスパープル2株。隙間があったので、パンジーを2株、植え込みました。リボンマーモの渋い色がヒューケラと良くあいます。隣に置いたアイビー白雪姫の蔓でさらにごまかしてあります。要らない土を寄せ集めてつくった鉢は素焼きだけなので、苔が着きすぎてこまるから、こんどからは、本焼までして焼シメにしたほうがよさそう。でもこの大きさはけっこう重宝しています。 ●落葉した梅の木の下も大分、陽があたってきたものの、やはり日照時間は短いので、時々、鉢植えを移動してやります。薮の中に万両の赤い実がみえます。クリスマスローズやヒューケラの花が咲く日が待ちどおしい。 ●花壇の地面にプラ鉢を埋め込んであります。春になってパンジーが溢れるように咲いたら、このプラ鉢もきっと見えなくはずです。 ●崖沿いに残ったわずかな緑地帯。
by kakoneko-nyan
| 2009-12-02 23:50
| 庭