過去猫の庭

チューリップが咲いて

いつもよりやや遅れてチューリツプが咲き始めた。それが、先週末からの異常な気温の上昇で、遅咲きのクィンオブナイトまで一気に満開となってしまった。そしてこの冷たい雨。咲き終わるのは例年よりむしろ早まるかもしれない。

球根を植え込みさえすれば確実に花を咲かせてくれるチューリップ。でも来年はどうだろうと心配になる。エネルギー源の不足から物価が上昇し、さらに円安が追い討ちをかけるだろう。ただでさえ高い球根。輸入球の多いチューリップの価格がどうなるかわからない。まさかとは思うものの、世界は不安を募らせる状況が続いている。

遠い北国でも、暖かい春を夢見て、祖国の土にチューリップの球根を植え込んだ人が、きっといるはずた。こんな日が来るとは思いもしないで。雪は止んでも春はまだ遠く、その足音さえ聞こえてこない。

今、目の前にある春は美しすぎて、暖かい光に包まれていることが、むしろ悲しくて後ろめたい。来年の春もこの庭に、チューリップの花は咲いていてくれるだろうか。

庭の記録

2020年11月

パニカムチョコラータ、ユーホルビア、アガベ

2021年3月31日

チューリップ、アジュガ、花ニラ

3月31日

チューリップ、ワスレナグサ

4月10日

チューリップ、ラナンキュラス

4月10日

チューリップ・クインオブナイト

4月19日

シラーカンパニュラータ

5月29日

スカシユリ、ヤグルマギク、ミソハギ

スカシユリ

5月29日

オルラヤ

6月15日

アナベル、ヤブラン

6月23日

アガパンサス、ヘメロカリス

6月24日

ダリア・コクチョウ

夏花壇

よく日差しのあった昨日。久しぶりの梅雨の晴れ間。

光の中ので夏の宿根草が輝く。

フロックス、アキレア、ルドベキア、リアトリス、ヘメロカリス、エキナセア。

アガパンサスはそろそろ終盤か。

今朝はどんよりと曇り空。昼近くポツポツと降りだす。

午後は雨足が強まり南風が吹き込んで、梅雨末期のような荒れ模様。

背の高い宿根草は倒れてしまうだろうか。

四月の投稿から二ヶ月半。世界のコロナ感染者は800万人増えて1000万人を超え、死者は36万人増えて50万人となる。

今年はどんな夏が待っているのだろう。

慄える春

COVID-19世界の感染者200万人超え

　　死者13万7193人　

日本全国に緊急事態宣言

　　　　　　　　　　　　　　　　

今年のチューリップ

KAKONEKONONIWA

定番のクイーンオブナイトにバイカラーのスワラ

クイーンオブナイトと混植したアプリコットビューティは、すでに花びらを散らしてしまった。花期が合わずに失敗。ピンクの花は手前が金魚草。奥がサクラマンテマ。

スワラは価格も手頃で球根の質も良かった。クイーンオブナイトとの相性も良く、とても気に入ったチューリップ。もう一種一緒に購入したラスティングラブはカタログの写真とはまるで違う色で大失敗。